外務省専門職試験の話

皆さんこんばんは、今日は毎日投稿3日目。

今日も頑張っていきますよ~

 

さて、今日は外務省専門職試験の話。

 

私も今年6月に受験しました。

うーん、なかなかに難しい試験であることには間違いありません。

でも、外務省に入るための大きなチャンスであり、合格する確率も十分ある試験だと考えています。

実際には、合格者のおおよそ9割が予備校に通っての受験を選択しているこの試験を、あえて1年間独学のみで準備し、受験しました。

 

先に僕の結果だけお伝えしておくと、筆記の第一次試験で残念ながら不合格。

こういった結果ではありますが、どこかの外務省を目指す人の助けになればと思いつつ、書いていきます。

主観多めの話にはなりますが、お付き合い下さい。

 

まず、科目は4つ

①専門科目(国際法憲法、経済)

②基礎能力試験

③外国語試験

④時事論文

 

このうち専門科目は、国際法は必須、憲法と経済はどちらかを選択になっています。

 

はっきり言って、専門科目の勉強が最も時間を要します。

法学部や経済学部に所属しているならまだしも、私のように外国語大学にいるような学生にしてみれば、完全に初見の科目をまあまあの専門的なレベルまでもっていくことになります。

 

私は数字がてんでダメなので、今年は憲法を選択しました。

大学の授業で履修してはいたけれども、はっきり言って要求されるレベルはそんなものの比ではありません。

 

何せ、専門科目は一問だいたい1500文字の記述問題。

ありとあらゆる事項をきっちり暗記したうえで試験に臨まなくてはなりません。

解答をきっちり作成していくためには、丸暗記では全然不十分。

一つ一つの考え方をしっかり理解して自分の中に落とし込んでいかなければなりません。

また、もう一つの関門として判例を覚える、という工程があります。

これは、自分の回答の根拠づけをするために必須のもので、覚えている判例の数がそのまま回答の質を左右するといっても過言ではないかと思います。

 

今お話したのは国際法についてもほとんど同一。

 

それに加えて、それぞれの分野で主要な条文をきっちり覚えておくことも要求されていると思われます。

 

 

憲法の勉強法としては、とにかく内容理解のために教科書を読みふけり、また自分の言葉でまとめるなどして理解度を挙げていきます。

これと同時に、過去問の演習を積極的に行い、主体的な回答が作成できるように訓練を積んでいく必要があると思います。

 

必要なもの:憲法条文、教科書、判例集

 

 

 

国際法の勉強法も基本的には同じです。しかし、参照すべき条文が憲法に比べ圧倒的に多いのが国際法。その分、条文を完全に覚えることは要求されません。が、一つ一つの重要な語句を理解し、解答の中で使えるようにしておく必要があります。個人的には、これも回答を作り、何度もアウトプットすることで形にしていくことができると考えています。

はっきり言って、国際法は覚えるべき容量が憲法と比べて圧倒的に多い。

分野ごとに全く異なる事項の勉強をしているようで、何周してもどこか忘れます。

繰り返し、繰り返し何度も覚え直していく必要があると思います。

 

必要なもの:条約集、教科書、判例集

 

おすすめの教科書として、杉原高嶺先生のものを挙げておきます。

「基本国際法」も、「国際法学講義」も非常によい教科書であると思います。

 

 

基礎能力試験は、一人一人のすでに持っている知識のレベルや、得意分野、不得意分野によると考えています。

私は比較的英語が得意だったので、そこは時間をかけず、苦手な数学に基本的にすべての時間を割きました。

正解だったかは何とも言えませんが、自分の中では、限られた時間の中で有効なアプローチだったと思っています。

実際には、基礎能力試験に避ける時間はさほど多くありません。

 

 

外国語試験では、専攻のフィリピン語が存在しないこともあり、英語を選択しました。

試験の内容は日本語文外国語訳、外国語文日本語訳の二つです。

基本的には過去問演習で対策を行い、それとは別に普段から英単語の学習や、基礎的な英語力を行ってきました。

 

 

時事論文も、そこまでしっかり対策したわけではないかもです。

普段からそもそもニュースなどにはアンテナを張っているので、それを引き続き行い、その一方で過去問演習などをして形式になれるということをしてきました。

時事問題は、基礎能力の方でもあるので、早めにアンテナを張って見ていけるといいですね。

 

とこんな感じでざっくりレビューしてきましたが、細かい勉強の内容などはまた紹介できたらいいと思います。

 

 

普段、日本語を書いてから英語を書いているのですが、ここまでで2,000字弱。

英訳が不安です。

 

それではまた明日

 

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Good Evening, everyone. This is the third day of my everyday posting.

I will give you some helpful information today!

 

Then, today's topic is about the examination for the Ministry of Foreign Affairs.

 

I took the test this June.

I think that this is really a difficult test.

On the other hand, this is quite a big chance to enter MOFA, and there certainly is a possibility to enter MOFA.

 

Almost all of the test takers are going to the school for the test, but I didn't go there and studied by myself for a year.

 

In the first place, I couldn't pass the 1st stage of the test.

However, I will introduce the exam for someone's help.

It will be really subjective, but please read to the end.

 

At first, there are 4 subjects.

1: specialized subject test (International law, Japanese Constitution or Economics)

2: fundamental knowledge test

3:  Foreign Language test

4: Current affairs treatise

 

Actually, the specialized subject test requires enormous amount of test

If I am a Law or Economics student, it would be easier, but my measure is Foreign Language.

It was so difficult for me to reach such a high level.

 

I am really bad at math, so I chose Constitution.

 

Actually, the Specialized subject test is consists of two writing problems.

It requires us to write about 1500 words.

It means there must be a huge amount of knowledge.

 

Actually, there are lots of detailed information in Japanese.

But this is the end of the English version.

 

I was vaccinated today. 

I am not sure I can upload it tomorrow.

 

Then, see you later.