英語が好きになったきっかけの話

こんばんは、

深夜に部屋の片づけをしていて、一冊の本を見つけました。

 

中学3年の時に出た、英語のスピーチコンテストのパンフレットでした。

その中にはもちろん自分の名前と、そしてその時のスピーチの全文がありました。

 

内容としては、自分のやっていたバレー部の活動について書いたもの。

 

I'm strong! から始まる強気の文章です。

当時我々の部活は関東大会に出るくらいには強かったので、その中で学んだことが題材でした。

 

要点は、3つ。

楽しむこと

コミュニケーションをとること

感謝すること。

 

この3つをきちんと行うことが強さの秘訣である、そう書かれていました。

 

あれから5年ほど経って、初めて読み返しました。

胸を打たれました

 

自分は本当にその3つをできているのかと。

 

楽しむことは、まあ我ながらよくやっていると思います。

コミュニケーション。これも、まあ苦手ではありません。

でも、大事な場面で素直に気持ちを伝えるのは苦手。

まだまだだな、そう感じました。

 

3つ目は、感謝。

口に出すことは多いように感じます。

でも、心の底から感謝できているか、自分を信じきれないと思いました。

感謝こそ、この3つで最も重要な要素であると。

それを考え直さねばならないと、強く思いました。

 

コンテストでは、あいにく良い結果を残すことはできませんでした。

当時の自分は、それに不満を抱くばかりでした。

今読み返して、思うこと。

原稿を書くのを、スピーチの練習を、手伝ってくれた先生に対する感謝が、圧倒的に足りていなかった。

 

今読んで、ものすごくきれいな英文だなと思いました。

それもそのはず、細かな表現はすべて先生が直してくれたものです。

今の自分にも、あんなにきれいな英語は決してかけないでしょう。

 

感謝というのは、気づいているようで、気づけていないものが沢山あると感じました。

できているようで、到底全部とはいっていない。

 

随分と平易な言葉でつづってしまったようにも思いますが、これぐらいが僕の文章作成能力の限界です。

 

 

中学の時、何のためらいもなく言えていた "I'm strong!"という言葉。

今の自分には、とても似つかわしくないように思えます。

 

それでも、

胸を張って自分を誇れるように

全力で楽しみ

沢山の人と話し、聞き、

すべての人に感謝をしたいと思います。

 

 

これは ”英語を好きになったきっかけ”の話です。

今でも英語が、そして外国語が大好きです。

 

一つ一つの経験をすべて人生の糧としながら、一歩ずつ先に進んでいきたいと思います。

 

支えてくれるすべての皆さまへ

 

そしてスピーチの指導をしてくれたMr. Kobayashiへ

愛を込めて。

 

 

 

吉村遼馬